ウィッグをかぶる理由は人それぞれですが、ウィッグを着用するからには他人にバレたくないというのが共通の気持ちだと思います。特に医療用ウィッグの場合は、脱毛など髪の毛の悩みを隠す目的で着用しているのでバレたくないという気持ちは強いですよね。もちろん私もその一人です。
同じウィッグでもかぶり方によって、ウィッグ感がでてしまうことがあります。ウィッグの品質が大切なのはもちろんですが、ウィッグのかぶり方で自然にも不自然にもなり得るのです。
この記事ではウィッグを自然に見せるかぶり方について紹介します。
一般的なウィッグのかぶり方
ウィッグのかぶり方をYouTubeを検索するといくつも出てきます。参考になりそうな動画をご紹介します。インナーキャップ、ネットなどは髪の毛の状態によって異なってくるので、自分の髪の状態に合わせて装着しましょう。
生え際を見せるウィッグ(レースフロント)のかぶり方
オデコを出す髪型にしたい場合にはレースフロントウィッグをかぶります。レースフロントウィッグは前髪の生え際にレースがついていているため、自然な生え際にすることができます。
レースフロントウィッグの着用方法については、ウィッグ専門店リネアストリアの方が説明しているこちらの動画が大変わかりやすいです(少し長い動画ですが)。
上記の動画内で紹介されていたウィッグはリネアストリアで購入できます。
>>リネアストリア
脱毛した状態でのウィッグのかぶり方
脱毛している場合には、ネットではなく頭皮の保護や汗吸収のためにインナーキャップをかぶるのが一般的です。
私も髪の毛が少ないのでネットは使用せず、インナーキャップとウィッグの固定バンドを下にかぶっています。
私が装着している方法を紹介します。
1.インナーキャップをかぶり、その上からズレ防止用の固定バンドをかぶる
夏は汗をかくのでインナーキャップが欠かせませんが、暑くない時期は固定バンドのみのこともあります。
インナーキャップと固定バンドについてはこちらを参考にしてください。
2.ウィッグ前方部分を額にかけて、前から後ろへウィッグをつける
一般的には、眉毛から指2~3本分のところにウィッグの生え際を合わせると言われていますが、人によって額の大きさが異なるので、自分にあったところで合わせればよいでしょう。
ウィッグがズレたり外れたりするのを恐れて、深くかぶりすぎると、ウィッグ感が出てしまいます。ウィッグを装着したときは深めにかぶり、後ろに少しずつずらして自然な位置でとめます。
3.ブラシでヘアスタイルを整える
ウィッグをかぶったら、手で髪をかき分けて空気をいれると自然な髪っぽくなります。
必要に応じて、スプレーやワックスなどで髪の毛を整えましょう。現在私の髪型はショートボブなので、ブラシと手ぐしでささっと整えるだけです。装着にかかる時間はたったの1~2分。慣れてしまえば自毛のセットよりずっと楽です(笑)。
ウィッグの品質やカットも大事
ウィッグのかぶり方について紹介しましたが、大前提としてウィッグの品質や自分に合ったカットがされているかということも自然にみせるためには重要です。
既製品のウィッグは長さが自分にあっていないことも多い(特に前髪が長いことが多い)ので、そのような場合には自分でカットするか美容院でカットしてもらうのがよいでしょう。既製品でもカット次第でかなり自然になります。
毛質は「人毛」か「人毛ミックス」が自然です。安価な人工毛はどうしてもウィッグ感(髪質やテカリ)が強く出てしまいます。若い子はメイクをしっかりするなどすれば安価なウィッグでも似合いますが、私のようなおばさんの年齢になってくると、安いウィッグはどうしても不自然さが隠し切れません。安価なウィッグを着こなすにはバッチリメイクが必要なので、40代、50代、、、の年齢になってくると難しいのが現状です。
通販ならリネアストリアのウィッグ(ファッション・医療用の両方扱っている)がおすすめです。ウィッグの種類が多く、お店の対応も素早くて親切です。若い人向き~シニア向きまで幅広い種類・価格帯のウィッグが揃っています。
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