自宅や病室などでかぶるのにおすすめなのが、締め付けがなくゆったりとした「医療用帽子」です。私も自宅にいるときは、医療用帽子で過ごすことが多いです。生地がさらっとしているので、特に夏は重宝します。
医療用帽子は、自分用だけでなく、闘病中の方へのお見舞いや贈り物としての用途も多いようです。
医療用帽子とは?
医療用帽子はケア帽子ともよばれており、脱毛などの方の頭皮の保護のために作られた帽子のことです。
▼このような感じの帽子です(画像検索してでてきた画像)
医療用帽子の明確な定義はないようですが、コットンなど肌にやさしい素材でできているものが多く、締め付け感がなく、1日中被っていてもきつくなりません。
インナーキャップと医療用帽子は別物です!
インナーキャップと医療用帽子は異なります。
インナーキャップはウィッグ(かつら)の下にかぶり、皮膚を保護したり、汗を吸収したりするものです(インナーキャップなしで直接ウィッグをかぶるとチクチク感じたり、ウィッグに汗がついてウィッグを汚してしまうため)。
▼これがインナーキャップ(たいていは黒色です)
※髪の毛のある人の場合は、インナーキャップではなくウィッグネットを使って髪を束ねてからウィッグを装着するのが一般的です。
インナーキャップはウィッグの下につけるので、結構ぴったりとしていて通気性はあまりよくありません。
医療用帽子は通気性がよく、ゆったりとして締め付け感がありません。ウィッグをかぶらずに、帽子で過ごすなら医療用ウィッグがおすすめです。
医療用帽子はどこに売ってる?
抗がん剤などの副作用での脱毛の場合は、病院で購入できたり、カタログなどを紹介してもらえるようです。最も簡単に買うのはネット通販です。楽天やAmazonを検索するとたくさんでています。
私もAmazonや楽天で購入しました。過去に4~5個購入しましたが、失敗したものもあります。失敗したものはキツくて、長時間つけてると締め付け感が強かったり、素材がゴワゴワしていて着け心地が悪かったものです。
医療用帽子選びのポイントとしては、
- 締め付け感がなく、ゆったりとしたもの
- 生地がサラサラしていて肌に優しいもの
です。
私が使っている医療用帽子
私は家にいるときはほとんど医療用帽子をかぶっています。就寝中にも使っていますが、朝起きると脱げていることもしばしばです…。現在私が愛用している医療用帽子を紹介します。
サラサラした素材でゆったりしています
てっぺんが開放型になっています
医療用帽子は、このように頭頂部が完全に閉まっていないタイプも多く、ゆったりしていて、通気性がよいです。
帽子をかぶったときには、自然と穴が閉じるようになっているのでかぶると普通の帽子です。
かぶるとこんな風になります。この写真ではぴったりしているように見えますが、着け心地は非常にゆったりしています。
横からみるとこんな感じになります。
締め付け感がなく、帽子をかぶっている感覚がないくらいなので、家にいるときはコレをかぶっていると本当に楽です。
私の場合は、医療用帽子をかぶったまま外出はしません。髪の毛がない人の場合は、帽子の周りから髪の毛が全然でていないと、なんとなく不自然の気がするためです。
髪の毛をみせたい場合には、髪付き帽子がおすすめです。
髪をみせたいなら髪付き帽子
ウィッグよりは通気性がよく、締め付け感がないのが髪付き帽子です。私は、犬の散歩や近所の買い物などは髪付き帽子を使うことが多いです。髪がないと病気の人っぽくみえてまいますが、髪があるだけで印象がかなりかわります。
医療用帽子ほどの開放感やゆったり感はありませんが、ウィッグよりは締め付け感が少なくて楽なので、髪の毛を見せたい場合には、髪付き帽子がおすすめです。
おすすめの医療用帽子
上記で紹介した私の使っている医療用帽子はAmazonで約1年前に購入したものですが、現在は販売されていません。残念です…。
そのため、私が実際に使っているものではありませんが、Amazonや楽天でレビューがたくさんあり、評判がよいものを紹介します。たいていは男女兼用です。
- 締め付け感がなく、ゆったりとしたもの
- 生地がサラサラしていて肌に優しいもの
を選べば失敗は少ないと思います。あと、頭のサイズは人によって異なるので、サイズ選びも気を付けてくださいね。サイズ感などをレビューでよく確認してから購入されることをおすすめします!
【おすすめ】医療用ではないけど、締め付けがないキャスケット帽子
医療用ではありませんが、ゆったりとかぶれて、すっぽりかぶっても痛くならないニット帽です。この手の帽子はいろいろ試してきましたが、一番気に入っています。
外出するときはほとんどこの帽子です。頻繁にかぶるので、色違いで3個もっています。
ウィッグや脱毛症専用の帽子ではありませんが、かなりおすすめです!
詳しくは下記記事をご覧ください。
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